巨人メルセデスが、4回0/3を7安打5失点でKOされ、試合を作れなかった。 1回、先頭のヤクルト塩見から連打で無死一、二塁といきなりピンチを招くと、1死一、三塁で村上の投ゴロの間にあっさりと先制を許した。3回にも先頭塩見の三塁打から山田の犠飛で失点。4回は四球と安打で走者をためて、塩見に3ランを浴びて3点を献上。5回は村上に左前打を打たれ、全5イニングで先頭打者に出塁されて降板した。

初球に焦点を絞れば、打者22人のうち、12人がボール。2人に初球安打を許す苦しい展開を招いた。登板前の「100%の力を出して、攻めのピッチングをすることに集中していきます」との意気込みもむなしい。6月からは5連勝を挙げたが、5回途中4失点だった8月31日ヤクルト戦(岐阜)から4戦勝ちなしとなった。