歴史に名を刻んだ。ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、1回1死、右翼席へ今季35号ソロ本塁打を放って通算100号を達成した。21歳7カ月での到達は、89年西武清原和博の21歳9カ月を抜き、史上最年少記録となった。試合後のヒーローインタビューと一問一答は以下の通り。

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★ヒーローインタビュー

-今の気持ちは?

打ててうれしかったですし、勝ててうれしいです。

-通算100号を打った瞬間の手応えは?

思い切りスイングしにいったので、なんとか入ってくれと思って見ていました。

-868本塁打を放った王貞治氏よりも速い、史上最年少の100号到達。次の目標は?

本当にまだまだそこに肩を並べられるほど実績もありませんし、まだまだ若いので、もっともっと上を目指してがんばりたいなと思います。

-今、首位阪神が負けている。このままいけば1・5差。首位追撃へ

本当に厳しい試合がたくさんありますけど、なんとか1つ1つ目の前の試合を、1試合1試合勝ちたいと思って毎日挑んでいます。なんとか本当に勝てるように、優勝できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

 

★一問一答

-今の心境は

まず勝てたことにホッとしています。

-100号打った瞬間の気持ちは

なんとか早く打ちたいなと思っていたので、早く打てて良かったです。

-意識はあったのか

あまりそんなに意識はなかったですが、両親が見にきていたので、僕が打たないと帰らないかなと思ったので打てて良かったです。

-両親には何と伝えたい?

あまり伝えたいことはないですけど…(笑い)。打てて良かったです。

-清原さんの最年少記録を超えた

すごくうれしいことですし、でも本当にまだまだ通過点。これからもっと上を目指して頑張りたいと思います。

-ホームランが打てる要因は?

人よりもパワーはあるかなと思っています。

-思い出に残る本塁打は?

やっぱり1打席目のホームランが自分のなかでも一番印象に残っている。あそこがスタートだったので、1本目というのは覚えています。

-村上選手にとってホームランとは?

一振りで試合を動かせますし、大量点も取れますし、打てるならたくさん打ってチームに貢献したいと思っている。本当にホームランを打ちたいと思います。

-チームの4番として、今後の意気込みを

チームが勝てるようにチャンスでたくさん打ちたいと思いますし、上に食らい付いて優勝を目指してがんばります。

-コーチ陣は下半身で打てることが本塁打につながると言っているが

下半身で打つというのが打撃の基本ですし、できない打席もまだまだたくさんあるのでもっと頑張ります。

-プロ入り後、練習方法としてよかったものは?

いや、今までプロに入って1年目は2軍でやりましたし、そこで携わってくれた監督コーチがたくさん教えてくださったので、全てが今に生きていると思います。

-両親はいつから上京していた?

東京ドームからです。(招待した?)チケットを普通に、お母さんたちが来たいと言っていたのでチケットを出しました。たまたま土日だったので、打てて良かったです。

-ホームランの魅力を感じた思い出はあるか

ないですね。でもやっぱりベースを1周回っている時はすごく気持ちいいですし、最高です。

-熊本城への寄付もしている。地元熊本への思いは?

寄付だけじゃなく、こうやってたくさんの方が応援してくださる中で結果を残すことで勇気も与えられると思いますし、僕はそういうところで元気を与えたいと思っているので、そこがすごくまだまだですけど、今のところはいい感じなのかなと思います。

-少し意識していたとは、どういう心境だったのか?

周りがあおるので。まあ、そうですね。僕自身そんなに意識はなかったですけどいつか出るだろうと思っていました。

-向上心の源は?

まだまだなので。もっともっとうまくならないといけないなと思います。

-チームメートからは何を言われていた?

皆さんは、おめでとうと。

-神宮で打てたことは?

たくさん応援してくださる神宮出ヤクルトファンの前で打てたことはうれしいですし、始まりもこの球場だったので節目節目はなにか縁があるのかなと思います。

-神宮が力をくれている感覚は

たくさん声援も聞こえていますし、そういったところではすごく感じています。

-次の目標は

100号を目標にしていたわけじゃないですけど、目標はまだまだもっと上にありますし、チームが勝てるように頑張りたいと思います。

-なぜ、ホームランを打てる?

パワーがあるからです。パワーがないとまず打てませんしね。パワーです。