阪神は、首の寝違えで出場選手登録を外れているエース西勇輝を最短10日で再登録し、24日巨人戦に先発起用する見込みだ。この日は甲子園の投手練習に参加。金村投手コーチは「日に日に状態も良くなっていますし、登板については状態を見ながら決めたい」と話すにとどめたが、今季5試合でカード別最多3勝(1敗)を挙げている巨人戦、その初戦を託すことになりそうだ。勝負のドーム6連戦は中日戦に秋山、青柳、伊藤将、巨人戦には西勇、高橋、ガンケルの順で登板するとみられる。

▼阪神は今季、長年にわたり苦戦するドーム球場で健闘。バンテリンドームでの中日戦で4勝5敗、東京ドームでの巨人戦では3勝3敗で計7勝8敗。例年のようには大きく負け越していない。バンテリンドームではチーム防御率2・61で、他球場での3・66から1点以上も良化。また東京ドームではチーム救援防御率が1・42で、他球場4・40を大幅にしのぐ。投手戦に持ち込みたい。