オリックスは26日、京セラドーム大阪で会見を行い、人気お笑い芸人のたむらけんじが代表を務める「炭火焼肉たむら」とバファローズジュニアスポンサー契約を結んだことを発表した。バファローズジュニアの選手が練習時に着るユニホームの胸部に、同社のイメージキャラクターの「ちゃ~ぱん」を掲出する。バファローズジュニアは12月28~30日に開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」に出場するため、大阪府内の少年野球チームから選抜した選手で構成する期間限定のチーム。10月23日にチームを結成し、練習を重ねていく。

会見に出席したたむらけんじは「コロナ禍で子供たちが頑張っていて、修学旅行が中止などでつらい思いをする中、何か手を差し伸べてやれないかと思ったときにオリックスさんから声をかけていただいた。野球をやっているときに、胸に『ちゃ~ぱん』がついて、楽しいなと思ってもらえればと思います」と語った。バファローズジュニアを率いる小川博文監督は「勝負事ですが、勝つ喜び、負ける悔しさなど、心の育成も大事にしたい」と野球を通じての時代の育成にも触れた。

また、たむらけんじはオリックスの優勝争いにも触れ「この時期まで優勝争いをしていて、むちゃくちゃ楽しませてもらっている。欲を言えば優勝してもらって、歓喜にわいて、泣きたい」と25年ぶりの覇権奪回を熱望。「阪神との日本シリーズで関西のアフターコロナを盛り上げたい」と、熱いエールを送った。