阪神の先発ジョー・ガンケル投手(29)が巨人にリベンジの力投を見せた。落ち着いたマウンドさばきで、6回2死から松原に浴びたソロの1点だけ。「しっかり低めに丁寧に投げることができた。その中でカウント有利の勝負ができた」。狭い東京ドームで先発の役割を果たし、1カ月ぶりとなる8勝目を挙げた。

前回対戦の19日(甲子園)には2回7失点と大炎上。矢野監督は「1週間後は厳しいかな」と登板回避も考えたが、金村、福原両投手コーチが「状態的には良くなってきている。もう1回いってもいいんじゃないですか」と訴え、チャンスを与えられた。ガンケルも体の開きやリリースポイントを再確認。「しっかり投球フォームの修正ができた。投球フォームを修正したことでバッターに集中して攻めることができた」。コーチ陣の期待を6回1失点の快投で応えた。

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