「7番右翼」で5試合ぶりに先発した阪神佐藤輝明内野手(22)は、4打席無安打でリーグワースト記録を更新する59打席連続無安打となった。

矢野燿大監督(52)は「何かきっかけをつかんでくれたらと思いながら」と先発起用の意図を説明。「練習ではちょっと良くなってきたかなという感じもあるんですけど、そういう中でテル自身ももがいている」と思いやった。佐藤輝は8月21日を最後に安打がなく、この日の2三振で史上10人目のシーズン160三振となった。

▽阪神井上ヘッドコーチ(佐藤輝について)「あいつが出ればファンもこれだけ沸くわけだから期待も大きいし、あいつの1本がチームにとっても大きいのは間違いないんで。それに(無安打が)57か58か分からないけど、そこに負けてはならないというのはある。『ここはテルにかけてみるか』となったらもちろんテルを使うし、そこは考えてやっていきます」