巨人大塚淳弘球団副代表編成本部長(62)が5日、11日のドラフト会議で指名選手が競合した場合のくじ引き役を今村司球団社長が務めることを明かした。

昨年までは原辰徳監督がくじを引いていたが、通算1勝11敗で、08年のドラフトでソフトバンクとのくじ引きで大田泰示内野手(現日本ハム)を引き当てて以来6連敗中だった。この日に川崎市内のジャイアンツ球場で実施したスカウト会議後、大塚球団副代表編成本部長は「ちょっと雰囲気を変えてね、社長にいってもらおうかと」と説明。原監督は神宮でのヤクルト戦前に「ちょっと雰囲気を変えようと。で、私自身が少し待つ身で。待つ方は、僕はくじ運を持ってるから。自分が引く運というのはあまりないかもしれないけど。待つ身は持ってるから、『ぜひ社長お願いします』と。全員一致の中、そういう形になるということですね」と笑顔で語った。