ソフトバンクが10月初勝利で、連敗を8でストップした。引き分け以下で優勝が完全消滅する状況で、踏みとどまった。試合後、工藤公康監督(58)との一問一答は以下の通り。

-連敗ストップ

工藤監督 いや、良かったですね。やっぱり先制点を取られたんですけど、すぐデスパイネが逆転してくれたというところが大きかったと思いますし、その後もリチャードが価値のあるホームランを打ってくれてね。千賀にも勇気を与えたと思います。千賀もずっと中5日とか4日で、今回は中6日で調整は難しかったと思うんですけど、よく抑えてくれたと思います。

-千賀の投球は

工藤監督 すばらしかったと思います。多分、今まで短い間で投げてくれた疲労もあると思うので。今回は本人が調子がいいという感じではなかったと思うんですけど、その中で集中力を保って、しっかり投げてくれたことは良かったと思います。何より8回1失点というのはすばらしいと思います。

-残り10試合

工藤監督 とにかく、1試合1試合みんなで全力を尽くして戦っていきたいと思いますし、CSの望みがある限り、我々はそこを目指して戦っていかなくてはいけないので。みんなで心をひとつにして、頑張っていきたいと思います。

-リチャードが本塁打

工藤監督 良かったですね。右方向にね。ヘッドからも打撃の調子は良さそうだということで期待があったみたいなんですけど、その通り打ってくれて良かったと思います。

-プロ1号から約1カ月で7本目

工藤監督 1カ月ちょっとで7本はすごいんじゃないですか。そのままいったら、ホームランダービートップですよ。ずっと出てればですけどね。まあ相手も研究しますけど。逆方向に打ったというのが大きいんじゃないですかね。ずっと引っ張ってという打球が多かったんですけど、自信につながったと思うのでね。これからも自分の打撃を信じて頑張ってもらいたいと思います。

-遠征前に勝てた

工藤監督 明日みんなは移動だけですけど、私はドラフトがありますけど。気持ちよく北海道に行けますし、良かったと思います。