最速152キロ右腕の市和歌山・小園健太投手(3年)は、ドラフト1位でDeNAと阪神の2球団競合の末、DeNAが交渉権を獲得した。

半田真一監督(41)、岩本悠部長(36)、ロッテ1位指名の松川虎生(こう)捕手(3年)とともに会見場に姿を見せると無数のフラッシュを浴びた。緊張した表情で「本当にホッとしています。やっと決まったという思いです」と話した。

DeNAの印象は「ピッチャーもバッターもバランスとれて総合力が高い」と話し、三浦監督に関しても「長い間活躍していて、球界を代表する投手。自分もそういう球界を代表する投手になりたい」と語った。具体的な数字を問われると「先発として、シーズンを通して投げる、球界を代表する投手になりたい。20勝勝てる投手になりたい。通算で200勝したいです」と大きな目標を掲げた。