阪神からドラフト6位指名された日立製作所・豊田寛外野手（24＝国際武道大）は、長打力に走攻守もそろった即戦力として期待される。オンライン会見に臨み「右バッターの外野手が必要だということで、自分が指名されたと思うので、戦力になれるように頑張ります」と力強く話した。

東海大相模高3年時には、中日小笠原、オリックス吉田凌とともに夏の甲子園で優勝を経験。「4番右翼」で本塁打を放つなど主軸として貢献。「すごく広い球場で、お客さんもたくさん入る球場なので、選手は楽しんでできるところ」。最高の思い出が残る聖地で、今度はタテジマを着て躍動する。

「小笠原と吉田が先にプロの世界に入って活躍してるんで、少しでも早く2人に追いつけるように、頑張りたい」。阪神の6位入団選手は岩崎や中野ら、チームの中心選手となっている。「できるだけ早くチームの力になれるように」。先輩たちのように、順位に関係ない大活躍を目指す。