阪神佐藤輝明内野手(22)が10打席ぶりの安打で先制点を演出した。

背中の張りでベンチ外となった大山に代わり、三塁7番で出場。1死一塁から巨人先発クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(27)の内角の直球を右前にはじき返し、3試合ぶりに安打を放った。

8番坂本は中飛に倒れたが、青柳が外角球を右前に執念ではじき返し、今季6本目の安打で2死満塁。近本が右前打を放ち、2点の先制に成功した。

「2死から青柳さんがつないでくれましたし、青柳さんのためにも先制点が欲しかったので、打つことができてよかったです」

首位ヤクルトのマジックが9となり、3ゲーム差で追う阪神にとって、負けられない試合で大きな2点を先取した。