ソフトバンクのドラフト指名あいさつが15日、各大学で行われた。ドラフト5位指名の東北福祉大・大竹風雅投手(22)は、チームメートとなる千賀滉大投手(28)をお手本に、球界を代表する投手へと成長する。同育成4位の三浦瑞樹投手(22)は、早期支配下登録への決意を新たにした。

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無敗の左腕・三浦は、ソフトバンクの帽子をかぶり、一気に実感がこみ上げた。「これからプロに行けるんだなって。うれしい気持ちです」と話した。大学4年間で仙台6大学リーグでは通算26試合に登板し10勝0敗。計90回1/3を投げ防御率は1・10。最速147キロ直球に変化球を織り交ぜ、緩急を駆使した投球が持ち味だ。プロの舞台に向け「(ソフトバンクは)投手力がすごく良いと思う。自分に負けない気持ちを持ちながら、チームに必要とされる投手になりたい」と力を込めた。