DeNAは16日、エドウィン・エスコバー投手(29)が羽田発の米国機で米フロリダ州マイアミに向けて帰国したと発表した。

エスコバーは球団を通じ「来日が遅れ、春季キャンプやシーズン開幕時にチームに合流できず大変なスタートとなりました。チームも早々にクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅してしまい残念なシーズンとなりました。ただ個人的には1年を通してけがなく良いピッチングができたと思います。ファンの皆さまには優勝、そしてクライマックスシリーズ進出も逃してしまい申し訳なく思っています。そんな中でも、いつも球場に足を運んでいただき応援してくれたことは僕たちの力になっていました。本当に感謝しています」とコメントした。

今季は来日が開幕後にずれ込み、初登板は4月21日と遅くなりながらも、19年に次いで2番目に多い61試合に登板した。6月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)ではNPB左腕最速となる163キロを計測するなど、4勝4敗1セーブ32ホールドと活躍した。