中日柳裕也投手(27)が20日、ナゴヤ球場での練習後に投手4冠へネバーギブアップの精神で挑む意向を明かした。

防御率と奪三振はトップに立つが、勝利数は19日に阪神青柳が13勝目をマークし2勝差となった。「あす勝たないと始まらないので頑張りたい」とまずは21日に先発する阪神戦(甲子園)に全集中する。

青柳とは5敗同士だけに勝利数で並べば最高勝率も加えた4冠も見えてくる。条件は厳しいが与田監督も「可能性がある限り、応援したい」と全面支援の構えを見せる。

そんな中、21日の舞台は敵地で相手は優勝争い大詰めの阪神。「勢いはあると思う。自分は自分のピッチングをして立ち向かいたいと思います」。ここで勝ち星を積み上げれば中4日で26日に予定されている最終戦となる阪神戦で登板する可能性もあるが「あす勝たないと意味がない。頑張ります」と繰り返した。