ソフトバンク甲斐拓也捕手が長谷川の執念に応える先制の12号2ランを放った。

0-0の7回2死三塁。前打者の長谷川が現役最終打席でヘッドスライディングを見せた直後に、左翼へ1発をたたき込んだ。「長谷川さんの姿を見て、とにかく結果で応えたいと打席に入りました。本当に、気持ちで打ったというのはこういう打席のことだと思います。長谷川さんの生き様、気迫、その気持ちが乗り移ったんじゃないかなと思います」。ベンチでは長谷川とともに涙を流し、最高の笑顔を見せていた。