2位以下が大混戦となって迎えた首都大の秋季リーグ戦最終節で、3試合のうちの2試合で球審が交代するアクシデントが発生した。

第1試合の日体大-東海大戦では、5回裏1死で佐々木久悦球審の下腹部に打球が当たった。その場にしゃがみこむと、しばらく立ち上がることができず、試合は12分間の中断。佐々木球審は、担架で運ばれ救急搬送された。その後は、伊藤大介審判が球審を務めた。

第3試合の帝京大-桜美林大戦では、7回裏途中に伊藤大介球審の側頭部にワンバウンドした投球が当たり、試合が中断。そのまま歩いて控室まで下がったが、直後に第2試合で球審を務めた松田淳也審判に交代となった。

各チームのエースが登板し、意地がぶつかりあった最終戦。思わぬ事態となったが、選手たちの熱戦を審判団が支えた。