今季限りで現役引退を表明した亀井善行外野手(39)が、引退セレモニーのあいさつで涙と笑いの“緩急”をつけた。

「最後になりますが…」と話し始めると、涙が止まらず。「すみません」と気持ちを落ち着けると「心技体、そろわないとこのプロの世界では通用しないと身に染みて、感じました。若い選手たちには心技体、全てにおいて、強い選手になってほしいなと願っています」と若手にメッセージを送った。

「尚輝(吉川)、ポジティブに頑張れよ。聖弥(松原)、あんたは天才だから、もうちょっとだけ、頭を使っていけよ」とユーモアを交えると、スタンドから笑いが起こった。

大事なオチには「きっしゃん(岸田)、お疲れ」と名前を挙げながら、特にコメントせずにスルーし、また爆笑を誘った。

「勇人、後は任した。3000本を目標にして、頑張ってくださいファンのみなさま、本当に本当に温かいご声援ありがとうございました。内海、ありがとね。本当に17年間ありがとうございました」とあいさつを締めた。

巨人ニュース一覧はこちら―>