2位阪神が引き分けをもぎ取り、シーズン2試合を残して首位ヤクルトとのゲーム差を0にした。ヤクルトのマジック3を減らさなかった。

先発の秋山拓巳投手(30)は5回1失点と好投した。両チーム無得点の3回2死二塁、3番西川の右越え適時二塁打で先制点を献上。それでも以降は得点を許さず、5イニングを3安打3奪三振2四球1失点と試合を作った。

広島森下を打ちあぐねていた打線は1点を追う7回、2死一塁から7番佐藤輝明内野手(22)が左前に落として一、三塁。ここで8番坂本誠志郎捕手(27)が2ストライク2ボールと追い込まれながら、外寄り150キロ直球を中前にはじき返し、試合を振り出しに戻した。