後輩たちが“イジり”とサプライズを交えて、先輩の門出に立ち会った。25日、都内で巨人大竹寛投手(38)の引退会見が行われた。

同僚の畠は会見開始前から音声スタッフを装って、報道陣に紛れ込むドッキリを決行。大竹は畠の存在に気付かぬまま、約30分の会見を終えた。

席を立って、1人で記念撮影する大竹へ、今度は今村がスーツ姿で登場。大きな花束を渡すのが通例の中、ニヤニヤしながら“ミニ花束”を手渡すボケを披露した。その後ようやく、大きな花束を持った菅野をはじめ、山口、鍵谷、中川、田中豊、高橋、大江、戸郷が登場。1人1人が大竹と握手をして回った。すると、音声スタッフ姿の畠がガンマイクを大竹の顔近くに強引に近づけ、正面突破。ありえない行動でようやく畠であることに気付いた大竹は「お、おまえ…。ずっと下向いているなと。めっちゃ仕事に徹している人だなと思った」と驚きの表情。会場はまたもや爆笑で包まれた。

最後は駆けつけた投手陣10人とともに記念撮影。後輩に慕われ、愛された「寛さん」を象徴した1シーンとなった。

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