DeNAは30日、山崎康晃投手(29)の母ベリアさんが死去したと発表した。51歳だった。遺族の意向により詳細は差し控えている。

ベリアさんはフィリピン出身。山崎と姉を育てた。15年に山崎がプロ初セーブを挙げた際は、スタンドで観戦。試合後はベンチ裏で抱き合い、記念球を渡されていた。

山崎は東京五輪で金メダルを獲得した。その際に「お母さん側の親族の方が、一気に携帯の画面が僕になったり、待ち受けが僕になったりしたと言っていた。お母さんが非常に喜んでましたし、そういう姿を見せられて僕自身すごくよかった」と話していた。