1日セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了した。

各タイトルは以下の通り。

▼広島鈴木誠也が2年ぶり2度目の首位打者。広島の選手で首位打者2度は87、88年の正田耕三に次いで2人目。

▼ヤクルト村上宗隆が初の本塁打王。21歳シーズンで本塁打王は、55年町田行彦(国鉄=31本)に並ぶセ・リーグ最年少。

▼巨人岡本和は2年連続で本塁打、打点の2冠。巨人の2年連続本塁打王は62~74年と76、77年の王貞治以来2人目で、右打者では球団初。セでこの2部門を連続で獲得したのは85、86年のバース(阪神)以来。岡本和は25歳だが、25歳シーズンまでに2部門を連続獲得したのは64、65年の王(24、25歳)以来2人目。

▼本塁打王は村上と岡本和が分け合った。本塁打のトップが並んだのは14年パの中村剛也、メヒア(ともに西武=34本)以来。外国人選手を含まないケースでは84年宇野勝(中日)掛布雅之(阪神=37本)以来37年ぶり。

▼阪神のルーキー中野が盗塁王。新人の盗塁王は46年河西俊雄(グレートリング=39個)01年赤星憲広(阪神=39個)19年近本光司(阪神=36個)に次いで4人目。中野は盗塁死が2度だけ。2リーグ制後の盗塁王では、16年山田哲人(ヤクルト=成功30、失敗2)の最高盗塁成功率9割3分8厘、最少盗塁死2に並んだ。

▼最多勝利は13勝の阪神青柳と広島九里。13勝でタイトルは14年メッセンジャー(阪神)山井大介(中日=各13勝)に並ぶセ最少。