日本ハムの新監督を務める新庄剛志氏(49)の就任会見が4日、札幌市内のホテルで行われた。会見場にはテレビカメラ約20台、報道陣約200人が集結。監督の就任会見としては異例の数のマスコミが第一声に熱い視線を注いだ。

畑佳秀オーナー、川村浩二球団社長に挟まれて着座。新庄新監督の第一声は「今日は集まってもらい、ありがとうございます。1946年、今から75年前、横沢監督、第1代目、そこから21人目の栗山監督。その次の22代目の監督として選ばれたことが非常にうれしく…」と喜びの心境を明かしたあと「また選手兼監督という形で、契約を結んでもらいました」。すぐさま川村浩二社長から「いやいや、監督だけです」と突っ込まれ「すみません、監督だけです」と笑った。

この日は赤茶色のジャケットとパンツに、襟元が大きく開いた特大エリの白シャツ姿。胸元からはネックレスがのぞく中、「今日は監督らしくビシッと、監督っぽい格好で来ました。これからは顔を変えずにチームを変えていきたいと思います」と宣言した。