右肩の違和感で離脱していた巨人エンジェル・サンチェス投手(31)が、約3カ月ぶりに実戦復帰した。5回から2番手で登板し、2回3安打4失点3四球。1イニング目に、ロッテ菅野に満塁弾を浴びたが、2イニング目は2与四球も無失点で切り抜けた。「久々の実戦ということで、立ち上がりは慎重になりましたが、2イニング目は腕を振ることができたと思います」とコメントした。

来日2年目のサンチェスは今季、14試合に先発して5勝5敗、防御率4・68。7月13日のヤクルト戦(東京ドーム)で2回4失点3被弾で降板した。東京五輪にドミニカ共和国代表として、7月30日のメキシコ戦に先発し、5回2安打無失点で勝利投手になった。以降は実戦登板はなかった。