巨人原辰徳監督(63)が別メニュー調整中の岡本和の状態について慎重な姿勢を示した。4日、東京ドームで全体練習を行った。三塁でのノック、ティー打撃を再開させるも、いずれも軽めに終始し「そうですね。(体を動かしていたが?)そうですね。大阪には一応きます」とした。

練習前の円陣では約6分間の訓示で選手たちに語りかけた。「かなり険しい道になるっていうこと。でも、険しい道は我々が1歩1歩、踏んでいかないといけないし、ただ頑張ろう、頑張ろうでやったって勝てやしないよと。しかし、挑戦者という部分では開き直って、大胆に戦えるという利もある」と内容の一部を明かした。

2日から今季途中に育成1年目捕手で支配下を勝ち取った喜多が合流。「4番目の捕手。捕手と言うのは何が起こるか分からないので。やっぱり帯同させながらね。いきなり呼ぶっていうのは簡単にはいかない。デーゲームだしね。危機管理だね」と説明した。