日本野球機構(NPB)は9日、10、11月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、阪神伊藤将司投手(25)が初受賞に輝いた。伊藤将は10月5試合に登板し、4試合で先発。3勝0敗、防御率0・98と抜群の成績で虎の最終盤を支えた。
「(月間MVPに)選んでもらえてうれしいです。初めての月間(MVP)なので、本当に光栄だと思います。チーム自体も優勝かかっている時だったので、その中で必死に投げた結果、こういう結果に結びついたのは良かったです」と率直な気持ちを述べた。
ルーキーイヤーの今季は主に先発として10勝7敗の成績を収めた。ドラフト制後の球団新人左腕では67年の江夏豊(12勝)以来54年ぶりとなる10勝到達を果たした。1年間を振り返り「100点ぐらい」と採点。「2桁勝利という入団前の目標が達成できたので、そこは100点かと思っています」。
今季は同じルーキーの佐藤輝明内野手(22)と中野拓夢内野手(25)とチームを引っ張ってきた。「2人が活躍していると、やっぱり自分も負けたくない気持ちになったので。3人でこうやってチームを引っ張っていけたことは本当にうれしいと思います」。虎の快進撃をルーキーで切磋琢磨(せっさたくま)し、支えてきた。
阪神の新人投手での受賞は1994年5月の藪恵壹氏(53)、2013年8月の藤浪晋太郎投手(27)に次ぐ3人目の快挙となる。



