右肘の手術から復活を目指す阪神育成の才木浩人投手が、シート打撃で力強い直球を投げ込んだ。打者6人で1安打1四球1奪三振。「最高っす。楽しかった。バッター相手に投げられたのは一番収穫」と声をはずませた。

シート打撃前には鳴尾浜球場で矢野監督とキャッチボール。4球受け止め、感触を確かめた指揮官は「真っすぐも力あるし、トラックマンの回転数も高いし、常に150キロぐらい出ている」と球威を評価。来春キャンプでの1軍切符をつかむため、必死のアピールが続く。