日本シリーズ第1戦で途中交代したヤクルト宮本丈内野手(26)が、第2戦のベンチ入りメンバーを外れた。試合前の全体練習には参加せず、グラウンドにも姿を見せなかった。

宮本は、20日の第1戦に「8番右翼」でスタメン出場。0-0で迎えた2回2死一、二塁のピンチで、オリックス若月の右翼への痛烈な当たりをジャンプして捕球。勢いで後頭部をフェンスに強打し、うつぶせでグラウンドに倒れ込んだ。時間をかけて立ち上がり、トレーナーとコーチに付き添われながらベンチに戻った。3回の守備には就いたが、4回の打席から山崎に交代して退いていた。

試合後、高津臣吾監督(52)は「(宮本)丈のプレーもそうだし、いろんなところでいいプレーがあって、失点を防ぐシーンがあった。丈(の状態)に関しては何とも言えないです」と話していた。

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