ヤクルト小川泰弘投手が、6回5安打3失点で降板した。

実戦は10月29日広島戦(マツダスタジアム)以来。間隔があいたが、2回までは無安打に打ち取った。0-0で迎えた3回、先頭紅林に中前打を許すと、8番伏見のゴロを遊撃手西浦が失策。犠打と四球で1死満塁のピンチを迎え、宗に126キロチェンジアップを右前に運ばれた。カバーに入った本塁後方で、先制点が入ったのを確認すると、苦笑いをして額をかいた。それでも3番吉田正を空振り三振に、4番杉本を一邪飛。主軸を打ち取り、最少失点で乗り切った。

5回に味方打線が3得点で逆転。6回のマウンドに上がったが、先頭の吉田正から左中間へ二塁打を浴びると、続く杉本には右越え2ラン。同点に追いつかれた。後続を断ち切り、マウンドを降りると、その裏の1死、小川の代打で坂口が打席に入り、交代となった。