結果を求める。ヤクルト山田哲人内野手(29)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いでサインした。7年契約2年目の来季へ向け「一番は結果を自分自身しっかり出したい。結果で引っ張ることを引き続きやりたい」と決意。来季目標には、自身4度目のトリプルスリーと初のゴールデングラブ賞の獲得を掲げた。

打撃面は毎年掲げる目標。さらに守備面での活躍も期す。今季は堅守でチームを救う場面も見られ、「監督、コーチからよくやったと言われる頻度が多かった」とうなずく。手応えをつかむも、ゴールデングラブ賞には9年連続で広島菊池が君臨する。さらに守備での貢献を増やし、牙城を崩すつもりだ。「まだ上がいる。満足せずにうまくなりたい」と向上心を持ち続ける。