オリックス宮城大弥投手(20)が、22年はフォークの完全習得を目指す。

スライダー、チェンジアップ、カーブなどを自在に投げて13勝を挙げ、新人王レースを制したが、今はフォークを勉強中。「まだぼくのフォークは条件つきなので。その条件をなくせるように。決め球になるように練習していかないといけない」と説明した。

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チーム内に最高の教材がいる。能見兼任投手コーチと山本だ。「ぼくの中で能見さん、山本さんのフォークは最高のお手本。投げたいように投げられるイメージ」とここ一番の決め球になるまで磨き上げる。春季キャンプでは2人との対話で確認しながら「自分の球にしたい」と意気込んだ。

12月は教習所に通いながら練習を続け、28日も年内業務最終日を迎えた大阪・舞洲の球団施設で練習。“仮免許中”の変化球を来季は必殺球として使いこなす。