ロッテ安田尚憲内野手(22)が12日、肥前の国でちょっと肥えた姿を披露した。

「秋季キャンプから、頑張って増やそうという話をトレーニングコーチと。ビッグボディーですね」と体重103キロの体で笑った。

脂肪を増やしたわけではない。98キロ前後だった体重。プロテイン量を増やして「徐々に、徐々にって感じです。減らすことはすぐできると思うので、1回ちょっと増やしてみて」。現在は2年連続で、佐賀・嬉野市でのソフトバンク柳田の自主トレに、同世代の日本ハム清宮らと参加中。打撃練習でもサク越えなど強い打球が目立ってきた。

「清宮も多分そうだと思うんですけど、僕も去年は悔しい1年だったので。お互いに多分、今年1年へ思うことはたくさんある」

この2年は中軸起用に十分に応えられなかった。プロ5年目、立場は自分にも第三者にも分かる。「今年お前、やらんといけんぞ」。柳田からはっきり言われ“3割1分or30本”の課題を出された。「野球人生かかってると思うので。そういったことも言われているので」。BIGBODYで堂々と。いつまでもレアードとマーティンに頼ってはいられない。【金子真仁】