身長2メートルの巨人秋広優人内野手(19)が「ご飯がススムくんトレ」で巨大化を図る。沖縄・石垣島で中田翔に弟子入り。合流2日目の13日、オンライン取材に応じた。

グラウンドで体をいじめ抜き、宿舎でも胃袋をパンパンに膨らませる。朝昼は2合ずつ、夕食は5合をノルマと課し、1日で、炊き上げると約3キロとなる白米をかき込む。「お肉がすごい。おいしいお肉なので、ご飯は進みますけど、量がすごいので。頑張っています」と、石垣産の美崎牛の差し入れに感謝しつつ食トレに挑んでいる。

今季から「メガゴジラ」として背番号55を受け継ぐ。食卓では文字通りメガ盛りのどんぶり茶わんを手に「時間がたつと食べられなくなる。満腹って気付く前に詰め込むようにしています」と、体重99キロから3ケタの大台突破を目指す。打席では「タイトルは、まだ早いですけど、今年中には初安打、初本塁打、初打点をしっかり積み重ねていけるように」と“初物3点盛り”を掲げた。

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プロ2年目で先輩との初めての合同自主トレ。タイトルホルダーの師匠に「優しいという印象ですかね。いざ参加してみて、いい話も聞けてますし、一緒に生活してみて、勉強になる」と、成長への栄養が多分にある。メガゴジラの巨大化が順調に進んでいる。【為田聡史】