西武は17日、埼玉・所沢市内の球団施設で会見し、3月1日から本拠地の名称を「ベルーナドーム」にすると発表した。

埼玉県内に本社を置く通信販売会社「ベルーナ」と27年2月28日まで5年間の施設命名権(ネーミングライツ)の契約を締結。金額は非公表で、「メットライフドーム」から名前が変わることになった。

最下位からの巻き返しを期すシーズン。変化を求めて上昇する決意を込め、チームの22年キャッチコピーは「Change UP!」だが、まさに本拠地の名称も新しくなり、心機一転となる。辻監督は「ベルーナドーム元年の大きなタイミングの時に優勝する。日本一という大きな目標へ頑張っていきたい」と誓った。

ホームランは野球の花。やはり「ベルーナ1号弾」はド派手なものが理想的だ。指揮官は「もちろんわがチームから。初回に1、2、3番が出てくれるでしょうから、そこで華々しく、山川が満塁ホームランといけば一番いい」と思い描いた。

オープン戦は3月15日の日本ハム戦、公式戦は3月25日のオリックスとの開幕戦が「ベルーナドーム」としての初試合となる。