阪神佐藤輝明内野手(22)は、矢野監督の「4番競争」発言について「期待していただいてるので、なんとか結果で応えたい」と意欲を示した。4番へのこだわりは「特にない」とした上で「できるだけ上の打順で打ちたい」と本音もちらつかせた。

昨季は大山が故障離脱した際に4番を経験。プロ初の4番に座った5月2日の広島戦(甲子園)では満塁本塁打を放ち、勝利に導いた。「中軸はランナーをかえすのが一番の目的だと思うので、そういうバッティングをしていけたら」。今季も打順関係なく勝利につながる一打を追い求める。

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