DeNA牧秀悟内野手(23)が20日、先輩の大和との鹿児島・鹿屋市内での自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。

昨年末にLINE(ライン)で参加を志願し、合同自主トレが実現。シーズン1年間を戦い抜くための体づくりをしながら、球界屈指の守備力を誇る大和から守備での足や体の使い方、ボールへの入り方などを教わる。

「毎日、いい練習ができて、収穫があります。長年、プロで生活されてきて、1年間戦い抜くためにどういうふうに準備されているのかを学びたかったですし、特に守備、球界トップだと思うので守備を少しでも吸収できればと思い、お願いした」

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プロ1年目の昨季は、数々の記録を作った。137試合に出場し、打率3割1分4厘、22本塁打、71打点と活躍。新人の球団記録となる153安打、史上初の新人でのサイクル安打、セ・リーグでの新人最多の35二塁打、新人では歴代最多タイの14度の猛打賞など、幾多の歴史の扉をこじ開けた。

2年目となる今季、同学年で新人王を争った阪神佐藤輝は「ホームランは30本、40本、50本、100本くらい打てるように頑張ります」ととんでもない数字を挙げたが、打点を多く稼ぐことを今季の目標に挙げた牧は「100発…、100発はやばいな」と言いながら「100打点はいきたいですね」と宣言。佐藤輝が「10回」と話したお立ち台の数については「勝ちたいので10回、もしくは11回」と笑顔で話した。