新型コロナウイルスの陽性判定を受けていたソフトバンク柳田悠岐外野手(33)が28日、保健所指示の待機期間満了後、2度のPCR検査で陰性を確認(球団の基準に準ずる)したため、福岡・筑後市のファーム施設で自主トレを再開した。

17日の陽性判明から10日間を空けての練習再開で、キャッチボールやティー打撃、ランニングなどを行い「体はちょっと重いな、という感じです。気持ちよく体を動かせたので良かった」と振り返った。

症状については「鼻水とせきくらい。きつくはなかったです」。待機期間中は療養施設のホテルで隔離され、腕立て伏せやスクワットなどのトレーニングしかできなかった。キャンプは筑後のC組スタートとなり、体力を戻してから宮崎に合流する流れだ。

「最初から宮崎に行けないのは残念ですが、なってしまったのは仕方ない。切り替えて、いい準備をしていい状態で合流できるように、1日1日を大事にしたい」と話した。

また、柳田と佐賀・嬉野市で自主トレをともにし、同じく陽性判定を受けていた真砂勇介外野手(27)と谷川原健太捕手(24)も、この日から練習を再開した。