中日岩崎翔投手（32）が28日、ソフトバンクから移籍後初めてチームに合流した。沖縄・北谷球場での合同自主トレ初日に合わせて27日に福岡から沖縄入り。大野雄らとキャッチボール、ノックなどで汗を流した。

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「ほとんどの人が今日初めて会った。緊張したし、ルーキーのときのような気持ちで過ごしました」。気温21度の下でのキャッチボール。1球1球の感触をしっかりと確かめた。ソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償で中日に移籍。昨年までの宮崎から初の沖縄キャンプへの南国自主トレを満喫した。

立浪監督、落合ヘッド兼投手コーチからは自主調整を任されている。「チームの競争もあるので、しっかりアピールできる状態にもっていきたい。2月後半の実戦には投げたいと思う」。17年に最優秀中継ぎ投手賞を獲得したが翌年に右肘の手術を経験している。「肘の問題もあるので、なるべく飛ばしすぎないように」と慎重に調整する。

それでも福岡で行った自主トレでは1月中旬から中1日でブルペンに入った。2月1日も「今のところ入る予定」ときっぱり。昨年自己最速を更新する157キロを投げた新戦力が立浪新監督へのお披露目を心待ちにした。【伊東大介】