日本ハム今川優馬外野手(25)が開幕スタメン奪取へ“今季チーム1号”を狙う。

29日、先乗り自主トレを行う沖縄・名護でオンライン取材に応対。迫るキャンプインへ向けて「本塁打を打てれば、一番のアピールかなと思う。一番先に打って、一番目立って、一番アピールしたい」。照準はチーム初実戦となる2月6日の紅白戦(名護)。誰よりも真っ先に豪快な放物線を描いて、新庄監督のハートを射抜く。

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1年前の悔しさが糧だ。「去年はスタートダッシュに失敗した」と、プロ初のキャンプ中にアーチは描けず、2軍降格となった。「監督、コーチが替わって第一印象ってすごく大事」と、今回は同じ轍(てつ)を踏まないと誓う。手の動作と視覚の連動性を高めるトレーニングにも取り組んだ今オフは順調に過ごせた。「バチバチに仕上げてきた。ビッグボスの背番号1番を取れるように、ガンガン遠慮なく攻めていきたい」。心身の準備は万全。2年目の今川は最初から飛び抜ける。