日本ハム新庄剛志監督(50)が春季キャンプ第2クール初日の5日、キャンプ中継を行うGAORAの放送に飛び入り出演した。この日は名護の「BIG組」を視察。球団OB、岩本勉氏らと丁々発止のやりとりを披露し、プレーの話から裏話まで、いろいろなネタを暴露? した。

◆投手と捕手の相性について

昨季限りで現役を引退した鶴岡慎也氏も中継に出演。「ダルビッシュ有が投げるときは(捕手が)鶴ちゃんじゃん? 俺今回、ピッチャーとキャッチャーの相性も考えていこうと思って。『誰と投げたい?』っていうの大事かなって」。逆に相性の悪い投手と組ませるプランを鶴岡氏から提案されると「なるほど! そういうのドンドン頂戴よ。ピッチャーとキャッチャーのこと、俺ほんと分からないから」

◆「新庄くん」登板を予告

今回の名護キャンプでは、テレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の恒例企画「リアル野球BAN対決」でも使用されている最新型のバーチャル投球マシンを導入。この日の打撃練習では、画像にソフトバンクのモイネロが登場したが「明日は俺やからね」。

藤浪バージョンの「藤浪くん」、ソフトバンクの「モイネロくん」、阪神で現役時代にマウンドに上がった「新庄くん」の3パターンが用意されている。

◆バーチャル投球マシン導入のわけ

「マシンは(球が)いつ出てくるか分からないから、始動を早くつけるクセをつけさせたいのがポイントなのよ。結構(導入費用が)かかってるから。バッティングピッチャーの球を打つときも同じ。遅いボールを打つときも同じタイミングで」