中日のドラフト1位ブライト健太外野手(22=上武大)がプロ入り初のシート打撃で走攻守にアピールした。

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「守備でも打撃でも積極的にやろうと意識した」。第1打席は左翼へ打ち上げた打球が強風に戻され二塁打になると、1死後に木下の右前打で快足を見せ本塁を陥れた。清水との最終打席では中前にクリーンヒットで3打数2安打。中堅守備では飛球にダイビングキャッチでハッスルした。

立浪監督の新型コロナ感染で代行する片岡2軍監督は「打撃の形、内容も良くなっている。(走塁も)彼の持ち味。身体能力、脚力には魅力がある」と合格点を与えた。

この日のシート打撃は、カウント1-1から直球限定。ブライトは「真っすぐだけならもっと打たないと。(守備も)今日が最低限。足でも貢献したい」と貪欲に結果を求める。立浪監督ら1軍首脳全員が現場復帰する11日の紅白戦へ気持ちを切り替えた。