阪神の好守連発に日本ハム新庄剛志監督(50)が拍手でたたえた。

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2点リードの6回、先頭難波の三遊間へのゴロを三塁遠藤が好捕してアウトにした。1死二塁では速水の二遊間へのゴロを二塁熊谷がダイビングキャッチして二ゴロに料理すると、敵将が思わず手をたたいた。抜けていれば走者の生還が濃厚な場面で、好プレーを披露した。8回も一塁小野寺が一塁線のゴロを飛び込んでつかみ、アウトにした。ドローゲームのなかで堅守が際立った。

矢野燿大監督(53)も「球際を、ずっと課題でやってきました。今日は、それぞれ球際の中でよくやってくれています。今日は若い選手でしたけど、自信につながる。チーム全体を通して球際というのは大事にしていきたい」と評価した。チームは昨季まで4年連続で、12球団ワーストの失策数。21年もエラー86個だった。守備が長年の課題だが球際の強さが光った。V奪回に向けて、じっくりと課題を克服していく。