25日に開幕するプロ野球。日刊スポーツ評論家が順位予想をしました。一枝修平氏のセ・リーグ予想は以下の通り。

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★一枝修平氏のセ・リーグ順位予想

1位阪神

2位ヤクルト

3位DeNA

4位巨人

5位中日

6位広島

 

阪神が優勝に近い。スアレスという絶対的守護神が抜けた穴は、確かに大きい。それでも、佐藤輝の打撃に安定感が出てきたこと、2年目となるロハスも持っている力が出せる状態になってきた。得点力アップが期待できると踏んでいる。

4番に佐藤輝、5番にはマルテを推す。マルテは昨年併殺打がチーム最多。一方で大山と並ぶチームトップの71打点。3番ではなく、5番起用で流れを切らさず、マルテ自身も打点もさらに稼ぐことができるのではないだろうか。投手陣のキーマンは藤浪と高橋だ。

ヤクルトは9勝で優勝に貢献した小川、防御率3・07だった石川が、昨年ほどのデキではないと思う。DeNAはオースティンとソトの開幕不在は痛いが万全となれば、投手、野手ともに戦力が整ってきており、Aクラス入りの力はある。Bクラスと予想した3球団は課題が多いと見る。巨人は投打ともコマが足りず、中日は打力が厳しい。広島は鈴木誠也の穴が大きい。

延長12回制が復活するが、どのチームも延長に入ったときの戦いや要員は定まっていないように感じる。延長戦を制するかどうか、ここもペナントの行方を占うポイントになるだろう。