中日の本拠地開幕戦を西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(54)が観戦に訪れた。試合開始30分以上前にバックネット後方の特別室に入室。気づいたファンが写真を撮るなど、一部観客がざわついた。

「名古屋の皆さんが(立浪監督へ)誰よりも拍手が多かった。本当に12年間待たれていたんだなと(思った)。本拠地開幕戦に自分自身を呼んでいただき、監督も自らあいさつに来てくれたり本当に感謝しています」と、代表取材に応えた。

同氏は、PL学園時代の立浪和義監督(52)の2学年先輩。2月の沖縄キャンプも訪問し、後輩の立浪監督、片岡2軍監督を激励し、石川昂、鵜飼らを直接指導した。指揮官として公式戦に挑む後輩の姿を目の当たりにし「出ている気迫、目つきが違っていた。ある意味、選手時代よりそういう(オーラを)感じました」と感服。本拠地初勝利に「立ち会いたい」と、試合観戦を続けた。