楽天早川隆久投手(23)が7回1失点の好投で、チームを3連勝に導いた。2回先頭打者に安打を許すと、ギアが上がった。次打者・紅林から6回に宗に打たれるまで、14者連続凡打の投球を披露。6回に1失点こそ許したものの、今季初勝利を挙げ「緊張したんですけど自分らしい投球を心掛けた。(1勝して)気持ち的には楽になりましたけど、一喜一憂せず今年はノンビリやっていきたい」と冷静だった。

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試合前、お手本を目に焼き付けた。自主トレで弟子入りしたソフトバンク和田が、デーゲームのロッテ戦で先発。「和田さんのピッチングを見てから自分も登板することができて、イメージしたままマウンドに上がれた」。球速以上に速さを感じさせる投球術をイメージ。直球で差し込みながらも変化球を織り交ぜ、凡打の山を築いた。安定感を発揮して、2年目初陣を好スタートで飾った。

▽楽天石井GM兼監督(7回1失点の早川に)「最初からそこそこの感じで投げられていたので、アップダウンなく任されたイニングを投げきってくれた」

▽楽天島内(初回の先制2点適時二塁打を含め3安打3打点。昨季の左翼から今季は右翼を守り)「ベースカバーがしんどすぎて、1年間もたないと思います。首脳陣の方々、先にご報告しておきます」