プロ2戦目の登板となった巨人山崎伊織投手(23)が、4回途中7安打3失点2四球でプロ初勝利を逃した。

立ち上がりの1回、2四球が絡み1死満塁のピンチを招くと、阪神大山にスライダーを捉えられた。左翼への2点適時打を浴び、先制を許した。

打線が1回裏、坂本の2戦連発の2号2ランで同点に追い付くと、2回に丸の2号ソロ、3回にポランコの2戦連発の3号ソロが飛び出し、2点のリードを手にした。

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しかし、4回に再びつかまった。2死二塁から近本にフォークを右前に運ばれ1点差に。続く中野にも中前打を浴び、2死一、二塁のピンチを招いて降板。プロ入り後最多の79球で、2番手戸田にマウンドを譲った。

山崎伊は東海大4年時の20年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。同年のドラフト2位で巨人に入団。デビュー戦となった3月26日の中日戦(東京ドーム)では6回3失点で勝敗つかずだった。

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