楽天島内宏明外野手(32)が“ホーム”北九州で大暴れする。3試合の中止をへて、16日からソフトバンク2連戦を迎える。16日は福岡・北九州市民球場での開催。同球場でのプレーは昨年4月以来3度目の島内は「ホーム球場にしたいくらいの球場。すごくいい球場だと思います」と満面の笑みを浮かべた。というのも、過去2試合で9打数4安打4打点1本塁打をマークしており「今のところいいイメージがあります」と自信を持って臨む。

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両翼92メートルと小ぶりな球場で、昨年は右翼ポール際の高さ5・2メートルのフェンスを越え一時逆転の95メートル3ランと二塁打を放った。13年にも二塁打を含む2安打で、長打率は10割を誇る。好相性のあまり、守備でもハッスルプレーしフェンスに衝突。軽いむち打ちで、翌日欠場を余儀なくされた。酸いも甘いも味わった思い出の地。「もう1回むち打ちになって休むくらいの覚悟でやりたい」と臨むところで、今季左翼から右翼に代わった守備でも、存在感を放つつもりだ。

北九州のあとは鹿児島開催で地方行脚となる2連戦。この3日間の練習では「打球をしばくこと。最近全然振れていなかったんでちょっと強めにたたきました」と、万全の態勢で乗り込む。