中日立浪和義監督(52)が攻撃型打線に組み替えた。16日の広島戦では先発岡野の2点適時打だけで、2-3で4連勝が止まったばかり。

開幕から2番を中心(1試合だけ1番)にスタメン起用を続けてきた岡林勇希外野手(20)をベンチに下げ、大砲候補のドラフト2位鵜飼航丞外野手(22=駒大)を「2番・右翼」を起用した。前日の試合後に「点を取れないと勝てない。いずれにしても今日は点が取れなかったという話ですよね。今日はじゃない、今日もやね」と、自虐で敗戦を振り返っていたが、さっそく攻撃力増に向けメスを入れた。

中日打線は広島先発森下相手に、鵜飼が2号ソロを放つなど2回までに先発全員安打を達成。10安打8得点とさっそく結果を出した。さらに7回には大島がこの日4安打目の中前打を放ち、今季のチーム1試合最多安打「15」を更新する16安打もマークした。