10日のオリックス戦でプロ野球史上16人目、28年ぶりの完全試合を達成したロッテ佐々木朗希投手(20)が、メジャー記録を大きく上回る「52人連続斬り」を達成した。

中6日で先発マウンドに上がり、6回まで完全投球。7回も先頭の1番アルカンタラを中飛に打ち取った。この時点で、3日西武戦の8回2死から続ける連続打者アウトを「47」とし、大リーグ記録を上回った。

【写真たっぷり詳細ライブ】完全試合達成の佐々木朗希が登場 17日のロッテ-日本ハム戦

大リーグ記録は2014年8月28日、ジャイアンツの右腕ユスメリオ・ペティット投手(当時29)がロッキーズ戦で記録した46打者連続アウト。ペティットは先発からロングリリーフまでこなし、同7月22日から先発登板で最初の8人を抑えたこの試合まで、8試合にまたがっての新記録達成となった。それまでは、通算214勝左腕マーク・バーリーがホワイトソックス時代の09年にマークした「45」だった。

佐々木朗は7、8回も3者凡退に抑え、3試合にまたがる連続打者アウトを52人とした。8回まで完全投球を続けたが、球数が102球に達し、この回限りで降板。プロ野球史上初となる2試合連続の完全試合やノーヒットノーランの大偉業は惜しくも逃した。

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