巨人が今季初の同一カード3連敗を阻止した。1点を追う4回2死一、二塁、新外国人アダム・ウォーカー外野手が阪神ガンケルから来日31打席目で初アーチとなる1号3ランを放って逆転。先発のドラフト3位赤星優志投手は6回2/3を4安打1失点で2勝目。9回は新守護神の同1位大勢投手が無失点で締め、9セーブ目を挙げた。

試合後、原辰徳監督の主な一問一答は以下の通り。

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-先発の赤星が好投

「辛抱しながらね、なかなか打線もつながりが悪くて、そういう中で粘り強く放ってくれましたね。見ているとひょうひょうとね、投げているように見えますから。細心の注意を払いながら投げていたと思います」

-赤星は甲子園で初勝利

「どこでも彼はいい投球をしてくれているんだけど、なかなか打線が援護できていないというのが現状でしょう? 最初もひっくり返されたんだよね? そういうこともあったし。そういう意味では今日はあの逆転3ランというのは非常に大きかったし、多くの点ではなかったけれども、それをしっかり守り抜いたのは価値があると思いますね。甲子園という舞台もね、非常に良かったなと思いますね」

-ウォーカーの来日1号が逆転3ラン

「ねえ! いいものが出たと思います。うちの中で長打力という点ではかなり秀でているところがありますので、そこがいいところが出たというところですね。守備も一生懸命練習してくれますしね、足も速いし、まだまだ本当の意味で途上の選手だと思うのでね、期待しています」

-大勢は地元の兵庫で動じず投げ切った

「ふふっ(笑い)。動じていないのか、動じた状態で抑えきったのか、この辺は本人のみぞ知るところでしょうけど、ただ、この甲子園という舞台でね、彼も甲子園という球場は特別な球場だと思うんですよね。そういう中でしっかりセーブをつけたというのは、まだまだこれから続く長い野球人生の中でもね、非常にいい、メモリアルになると思いますよ」

-来週は広島戦からスタート

「もう少し打線がね、今のままでは投手力のチームのような形でね、もう少し1人1人がつながりを持ったような状態でね、打線をもう少し奮起させたいなという風に思います」