青学大が駒大に勝ち越し、2つ目の勝ち点を獲得。勝ち点3で首位の亜大に次いで2位に付けた。

4番が仕事を果たした。片山昂星内野手(4年=東海大菅生)が、先制打を含む4打数3安打1打点の活躍をみせた。左右関係なく強い打球を飛ばせる。0-0で迎えた6回1死二塁。左打者の片山は、相手左腕・高井駿丞投手(2年=広島商)の外へ逃げる121キロスライダーを左中間へ運んだ。「来たコースに我慢して打てるように。上(半身)が先に出ると引っ張りになってしまうので、しっかり足で我慢する。下(半身)でためて打つという感覚で打ちました」と、意識して放った一打だった。

良きライバルが同じ東都にいる。東海大菅生時代のチームメート、亜大の田中幹也内野手(4年)だ。14日にマークした、リーグ1試合最多タイとなる6盗塁の記録を「あれはすごすぎます」と笑顔で話した。続けて「負けないように刺激になっています」と意気込んだ。足の田中、打の片山。東海大菅生出身選手たちが、東都を盛り上げている。